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    JUFA-Kansai アクションプログラム

 
 【趣旨】
  人材育成 (リーダーの養成)、諸問題の再発防止のため、以下の企画を実施する。
 【企画】
  1) 「関西学生サッカー連盟の拠り所」の実施
  2) その他
 
  第1回 関西学生サッカー連盟の拠り所
      
      日時:2011年3月4日(金)13:00〜16:00
      場所:J-GREEN堺 会議室
    
   ※4つのグループに分かれてテーマを決め、てグループディスカッション形式で進行しました

 学生、大人・・・さまざまなメンバーがあつまりました
  
  
  

 1.「この春休みに何をしたいか?」
  自己紹介&談笑。

 2.「なぜ学生のモラルが低下していると言われるか?」(以下、各グループ代表者の発表内容)

  グループ1:柏木(奈産大)
   ・大人から子どもへの注意が少ない。
   ・家族・家庭がバラバラになってしまっている→マナーを教える機会が圧倒的に少ない。
   ・欲しいものは何でも手に入れることが出来るようになった。(親から与えられる)
   ・自分を叱ってくれる人の存在がいないため、自分本位な生活になってしまっている。
 
 グループ2:辻(関西大)
   ・人と人との繋がり、コミュニケーションが希薄化している。
   ・選手とコーチ、選手と選手の距離が遠い。
   ・自分は自分というエゴがあり、集団を無視する傾向がある。
    →なぜ?
    プライドや感情のコントロールが出来ない。常識が無い。客観的に見ることが出来ない。
    =モラルの低下。

 グループ3:太田(大院大)
   ・人への思いやりが低下。
   ・自分(太田)にとって関西大の活動(サッカー以外のところ)が心に残った。
    (山へ行きボランティア活動etc…
     プレーとは直接関係の無いことを積極的にチームで取り組んでいる。)
             →全く知らない人たちとコミュニケーションを取れる。
             →チーム内でもコミュニケーションが取れる。
  都会から自然の所へ行くことで「なぜ生きているのか?」根本的に物事を捉えることが出来る。

 グループ4:鳥飼(大教大)
  ・学生には夢が無い。
  ・今はモノが溢れているため選択肢も沢山あるが、昔は少ないため選択肢も少ない。
   ↓コミュニケーション不足、恥ずかしい、ケンカが少ない(自己主張の場が無い)
  結果的に自己中心的な生き方になってしまう。何を考えているか分からない。
 
 総 括
  ・今の学生は色々なことに没頭出来なくなってしまっている。ルーズになっている。
   →ゆとり教育、核家族化の影響か。
  ・他人に叱ることの出来る大人が少なくなっている。注意できなくなっている。
   →人(子ども)に嫌われるのが怖い。マスコミやメディアの報道の影響大。
    体罰の規制が厳しくなった。
  ・人との繋がりが少なくなっている。
   →携帯電話やゲームが増え、大人や仲間と触れ合う機会が少ない。

 ☆関西大サッカー部の活動(間伐など)
   サッカーで生きていく期間は短いので、人間的な幅を広げよう。→プレーに繋がる!

 Q.ボランティア活動で学生のモラルの低下が防げるか?
 A.普段にはない環境で人と関わることが出来る。またその仕事を生業としているプロの人との接し方を
  自分なりに考えて行動することが出来る。
  サッカー指導者以外の人に叱ってもらえる環境がある。→普段経験出来ないこと(社会のモラル)

                

 3.「なぜ、大学でサッカーするのか?(ありたい姿とは?)」

 グループ1:佐藤(大教大)
  ・自分よりチームのために貢献すること。
  ・イキイキしたチーム(組織)とは人のために行動できることである。

 グループ2:瀬里(関西大)
  ・「し続ける姿」で応援の輪を増やしたい。(年中夢求)
  ・スクール生の躾
  ・自分が与えられた場所で全力を尽くす、挑戦する姿。
 
 「自分たちのチームをより良いモノとして、関西学生サッカーを盛り上げてほしい。
 そして関西の学生から色んなことを発信して欲しい」 (島岡氏)

 グループ3:寺西(追大)
  ・人を変えるには真剣に人と向き合うことが大切だ。そのために自発的に動く。
  ・キラキラした人間(内面が輝く人間はマナーが低下しない)
  ・4年生の率先した行動が最も重要。
   (リーダーはチームを一つの方向へ向かわせる必要がある)

 グループ4:中田(桃山大)
  ・今日のような大人と学生が積極的に話をする場をもっと作ることが必要。
   →目標、方向性を定める
 
 総 括
 「今ある姿、あるべき姿とは?(誇り)」
 チーム内の繋がり(出来ない選手を排除することがあってはいけない)を広げ、大学の壁を取り払って
 和を大きくしていく取り組みをしていきたい。
 ※要求するだけではなく、自ら行動することが大切。 (中野氏)

 以上のような話し合いから・・・今回のような取り組みをさらに続け、議論を深めていくことの重要性が確認
 され、終了しました。

 ■出席
   【学生】
    中岡、瀬里、辻(関西大)、野口(大産大)、寺西(追大)、太田(大院大)、
    佐藤、鳥飼(大教大)、中田(桃山大)、柏木(奈産大)、森橋、石原(学連幹事)

   【理事 他】
    西田、足高、中野、山脇、曽根、島岡、水野、廣田、森岡(順不同)
 
 ■まとめ作成:森橋直樹(関西学生サッカー連盟・学生幹事)